アパートやマンションを探すには、どうしたら、どこに行けばいいのでしょうか? 「不動産屋さんに行く」…、正解です(笑)。
先に結論を書いておきましょう。 「住むところを探すのなら、住みたい沿線や住みたいスポットの近くの不動産屋さんを訪れる」 ことです。
しかし、住み慣れた街で探すのならともかく、見ず知らずの場所でいきなり素性もわからない不動産屋さんに行くのはちょっとと思いますね。 そこで、このページでは、ステップを追って物件の探し方を説明していきましょう。
■まずは住みたい場所にどのような物件があり、いくらぐらいかを把握する
以前は「アパートマンション情報誌」などを駅売店などで購入し、いいなと思う物件が見つかったらその広告を掲載している不動産屋さんへ赴くのが一般的でした。
しかし、現在では一部の情報誌は残っている(多くは廃刊)ものの、インターネットで検索するのが最適です。 これなら情報誌を買うお金もかからないですね。
インターネットで賃貸住宅の情報を提供しているのは以下のようなサイトがあります。
いずれのサイトも沿線やタウンなどを指定し、家賃、間取り、駅からの距離、建物の向き…などから物件を絞り込むことが可能です。
では、「atHOME」のサイトを見てみましょう。 トップページにアクセスすると(トップページアドレス:https://www.athome.co.jp/)、次のような画面になります。
次に画面左上の「借りる(賃貸)」から「賃貸マンション・アパート・一戸建て」のリンクをクリックします。
すると、日本地図のある地域選択のページに移動するので、首都圏をクリック。
その後首都圏の地図があらわらるので、「東京都」をクリック。
いくつか検索の方法が現れましたね。
ここでは上から2番目の「沿線・駅から選ぶ」を選択してみます。
ダダッーと東京の路線リストが出てくるはずです。
この中から住みたい沿線を選び、さらに駅を指定します。
初めての人はちょっと複雑かもしれませんが、料金はかからないので、何度か挑戦してみましょう。
ここでは、「JR中央本線」(中央線のこと)を選び、次の駅選択の画面に移動します。
駅のリストが出現するので、ここでは中央線の人気エリア、中野・三鷹間の駅をすべてチェックします(チェックする駅:中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺、三鷹)。
すると、なんと19,616件もの物件がありました(2014年11月に実施)。
これはこの日に約2万件もの物件がその地域にあることを示しています。
条件を指定しないと、これだけの物件があるので、条件を指定します。
いちばん大事なのは家賃でしょう。
まずは家賃の上限を設定しましょう。
ここでは、7.5万円を設定します(5000円刻みで設定可能)。
すると、9130件にまで絞り込まれました。
このとき間取りを聞いてきますが、ここはスルーして、左側にある絞り込み条件から希望の条件を選択します。
まず、物件種別です。「アパート」「マンション」「一戸建て」の3つがあります。
アパートとマンションの違いは、実は明確な区分はありませんが、以下のようにおぼえておけばいいでしょう。
・アパート:2階建て以下で、木造やモルタル造りのもの
・マンション:3階建て以上の建物で、鉄筋や鉄骨造りのもの
明確な規定はない?アパートとマンションの違い(All About)
次に家賃ですが、これはすでに指定済みですが、アパート・マンションには家賃だけでなく管理費(「共益費」などともいわれます)など家賃以外に月々に必要なお金があります。
これを含めるかどうかを指定します。
また、「礼金」「敷金」など入居時に必要なお金も指定できます(4.いくらかかるの? TOKYO家賃事情(3)入居のときに必要なお金)。
次の「契約条件」は、「定期借家除く」を指定しましょう(ここでは、説明は割愛します)。
「面積」はどうしてもこの広さが必要なら指定。
ワンルームや1Kだと、15~25平方メートルが一般的です。
「建物構造」は「物件種別」ですでに指定されているともいえますが、「鉄筋系」「鉄骨系」「木造」「その他」から選びます(特に指定しなくても可)。
次の駅からの徒歩は重要です。
もちろん駅から近いほうが家賃は高くなります。
近いに越したことはないのですが、10分以内を指定するのが適当でしょう。
あまり遠いと生活に不便だし、なにより通勤・通学の時間がそれだけ長くなるので、できれば近いところを選びましょう。
さらに、下部にある「すべてのこだわり条件を表示」をクリックして、いろいろな条件を指定してみます。
条件を指定するごとに、物件数がリアルタイムで表示されます。